撥水のれんを扱うにあたり知っておきたいこと

環境に優しい生地の暖簾

のれんの使い方って?

飲食店や小売店などの入り口に吊り下げられる暖簾は、お店にとって
営業をしていることを表す印になるとともに、看板代わりとしても役立てられている大切なアイテムです。


綿や麻などの素材で作られているものもありますが、最近では
ペットボトルを再生して作られているポリエステル繊維を使ったものも登場しています。


近年、SDGsという言葉をよく見聞きするようになったという人は多いでしょう。
これまでのような資源環境に悪影響を及ぼしてしまう人間の活動を続けていては、
地球の環境問題の解決をするのは難しいばかりか、いずれはその活動自体が
維持することができなくなると考えられています。


かけがえのない地球で人々が暮らし続けるためには、この持続可能な開発目標の達成が必要です。
そのような社会問題への取り組みの1つとなるのが、サスティナブルな素材で作られている暖簾です。サスティナブルのれん




今の人々の日常生活に欠かせないものとなっているものの1つはプラスチックですが、
これが河川などに流され海洋汚染の原因となっていることは良く知られています。


海までたどり着くプラスチックゴミの中でも多いのはペットボトルです。
しっかりと回収を行い、再生資源として活用する必要があります。

 

ペットボトルが暖簾に

古くから日本で日よけや風よけ、店舗の看板などとして使われてきている他、
現代では和風のお店に掲げられていることも多いのが暖簾です。


そのため一般的に、綿や麻などの天然繊維で作られているものをイメージする人が多いかも知れません。

それが実はリサイクルしたペットボトルから作ることも出来ると聞くと、意外に思われることも多いでしょう。

そのようなペットリサイクル樹脂を用いた綿風ポリエステル帆布で作られている製品は、
通常の生地よりもしっかりとした風合いがあり皺になりにくいというメリットがあります。リサイクル素材でのれん製作


しわになりにくいと日常的に扱いやすいはずです。


またフルカラー昇華転写印刷が可能で染色の際には汚水を出さないという点も、
環境に優しいポイントとなっています。


しかもフルカラー対応なので、様々な表現が出来るのも良いところです。

それに加えてPETボトルリサイクルに寄与している製品であることを示すマークも付けられるのが特徴です。
さりげなくSDGsの実現に協力をしていることをアピールすることもできます。


これから店舗の入り口などに暖簾を掲げるならば、時代が求めるエコな素材の製品を選ぶことをおすすめします。